無事に今年も、お米の収穫を終えることができました。
思い起こせば、
田植え後の初期の生育がかなり遅く、
1年目の去年がかなり豊作だったこともあり、
それと比較してしまうと、
「ちゃんと穂が付くのか?」
と、
6月は毎日思っていたものです。
周りには「今年はできないかもしれませんねぇ」
と本当は諦めてはないのですが、
すでに”保険”を作るように
自分を慰めるような言葉を出していました。
7月に入り晴れが続くと
少しずつ”分蘖(ぶんけつ)”が進み、
ベテラン農家さんの育てる近くの田にも追いついてきて、
「後半型」
なのだと理解でき、少し安心したのでした。
そして、ついに
8月の稲の開花の時期がきました。
去年と同じくらいでした。追いつきましたね。
そして9月。
周りの雑草に負けずに育った稲達が生き残り、
競争を勝ち抜いて残った精鋭達。
昨年は雑草との戦いを初期の段階で逃げ切り、
後半はほとんど雑草取りをせずに行けましたが、
今年は初期の生育が良くなかったため、
最後の最後まで草取りを行いました。
妻は今年は娘が歩くようになり、なかなか手伝うことができず
作業をできるのは僕一人。
今年はほぼ一人での作業でした。
本音としては地域の人や友人と
みんなでワイワイと田んぼに入って
「あーでもないこーでもない」
と話しながら作業をしたいのですが、
まあ、今後の楽しみとしてとっておきます。
何はともあれ、
今年も無事にお米を収穫できたことに感謝して、
収穫量は確実に去年と比べると減りましたが、
満足です。
あとは脱穀をして、精米をして、食べるのみ。